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2012年9月7日金曜日

羅生門・鼻 (新潮文庫)/芥川 龍之介


羅生門・鼻 (新潮文庫)/芥川 龍之介


ー羅生門ー
飢え死にするのか。若者は考えてた。 そんなときに、死人の髪の毛を、ひきぬいている老婆をみつける。 何故そんな行なっているのか?と、老婆に問いただし、引き出した答えの平凡さに若者は失望する。 まあ、人生ってそんなもんだよな。って思わせる一篇でした。

ー鼻ー
あれだけ忌み嫌っていた長い鼻がせっかく短くなったのにすぐに元に戻ってほっとするのは、 とってもおもしろ。 しょせん、人生の幸せは他人によって左右されるってことか。

ー芋粥ー
男は、念願の芋粥をあきるほど食べることができるのに、すぐあきてしまう。 芋粥をあきるほど食べることを夢見ていた頃は幸せだった。 なんか、よくある話だ。 で、しばらくすると、また、芋粥が食べたくなる。 さしずめ、最後のくしゃみで振り出しに戻る、かな。

ー運ー
ちょっとしたことから、女が多額の財産を得るはなしです。 いかに、人は、罪の意識を持たずに生きてるかを感じさせてくれます。 それが、春ののどかな風景とはちぐはぐな印象をあたえます。

ー袈裟と盛遠ー
生きてる時代が違うせいなのか、 なんだかよくわからない。 この時代だから芥川はこれを書いたとも言えるのかな。 ただ、最後の最後でおっ!?って思わせるところはいい。

ー邪宗門ー
ましく、陰陽師です。 しかも、面白い。文句なく面白い。 でも、未完。 しかも、若殿様と法師との対決で終わるなんて、 わざとじゃないでしょうか。

ー好色ー
平中はプレイボーイであるが、侍従がなびかないために死にそうになる話。 あいてを嫌いになるために糞を手に入れようとするなんて、発想はないな。 しかも、相手が一枚上手ときている。 このあと平中は、どうなったんだろう。

ー俊寛ー
島流しにあい文明から隔離されたよう生活をおくる俊寛についてかかれています。 俊寛自体を知らないので、この話がどうなのかよくわからないけど、 なにか別の事をこの俊寛に置き換えて芥川は語ろうとしていたのかなって感じです。

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